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新入社員が会社に定着するためには、受け入れる職場環境の整備が欠かせません。
その中でも、新人を「チームの一員」として迎え入れる姿勢が非常に重要です。どれほど優秀な人材であっても、
職場に馴染めなければ実力を発揮できず、最悪の場合、早期離職につながることもあります。
新入社員にとって、「居心地がいい」とか、「先輩社員からの声かけがある」等という精神的なものも当然重要な事
ではありますが、最も重要なことは、「こんな仕事がやれる」と思っていたのに、「実際に入社してみたら全然違う」
と新入社員を失望させないことです。
近年、日本の労働市場でも、従来の「職能型雇用」から「職務型雇用」への移行が進んでいます。
職務型雇用とは、特定の業務内容や役割に基づいて人材を採用し、その職務遂行能力に応じた評価や
処遇を行う雇用形態です。
職務型雇用への移行により、会社の採用活動および採用後の研修内容も従来とは異なる考え方で
実施する必要があります。
今回は職務型雇用での新入社員の受け入れ準備についてのポイントをまとめてみました。
①既存従業員の業務に対する認識の統一
既存の従業員が自社の基本方針や事業計画、部署ごとの役割、業務の定義付け等が正しく浸透・理解
されていない状況では、新入社員への教育も一貫性を保てません。
新入社員を迎え入れる前に、自社の業務に関する認識や位置づけを再整理してみてください。
そうすれば、新入社員に対して、誰でも同じ答えを返せるようになります。特に、教育係になる予定
の従業員には、そのことを理解してもらうことが大切です。
②研修プログラムの作成
新入社員の研修プログラムは目先の実務研修も当然必要ではありますが、担当する職務の
最終目標(到達すべきレベル)を示し、そこまでのマイルストーンを提示できる形が望ましいです。
マラソンランナーはレースの前にコースを下見することで、全行程を把握し、レース戦略を考える
とのことですが、ビジネスの世界でもこれと同様ではないでしょうか。
ゴールがどこで、この先に何があるかわからないような状態で走り続けることは、とてもつらい
ことですよね。
③業務に必要なツールの準備
新入社員がスムーズに業務を開始できるよう、必要なツールを事前に準備することも重要です。
出社初日に、不足するものがないようにしたいものですね。
※準備すべき業務ツールの例:
・ハードウェアの準備:パソコン、スマートフォン、社内システムへのアクセス環境などを整備。
・ソフトウェアやマニュアルの提供:業務に必要なアプリケーションや、操作マニュアルを事前に準備。
・社内ルールの周知:勤怠管理システムや経費精算ツールなどの利用方法を分かりやすいマニュアルに
まとめて伝える。
まとめ
新入社員が早期に戦力として活躍し、長く定着するためには、チーム全体で「迎え入れる姿勢」と「サポート体制」
を意識することが大切であることはご理解いただけたと思います。
新入社員に対して、社歴が浅いというだけで、誰もが嫌がる仕事を押し付けたり、新入社員に、出勤前の掃除を
義務づけたり(今はそんな会社は見られないかもしれませんが・・・)していませんか?
新入社員は「丁稚奉公」ではありません、業績を上げる同志として尊重することが本人と会社の成長につながります。
そもそも、会社が社員を選ぶ前に、社員が会社を選んでくれたのですから!